ソノクイーンとウルトラセルは何が違うの？
本記事では、ハイフの中でもソノクイーンとウルトラセルの違い、それぞれのメリットデメリットをまとめました。
どちらが優れているのか、私の主観的観点で選んでみました。
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まずハイフとは？
高密度焦点照射式超音波治療法（High Intensity Foeused Ultrasound）です。
HIFUとはこの頭文字をとった略語です。
元々は前立腺の治療などに用いられていたものを美容へ発展させたものです。
これまでは、肌の真皮層までしか照射できませんでしたが、ハイフは真皮層よりさらに深いSMAS筋膜層まで熱を与えることが可能になりました。
皮膚表面にダメージを与えずに肌の奥深くまで超音波熱を与えることで、シワを減らし、肌の引き締めが期待できます。
原理としては、虫眼鏡で太陽の熱を与えるのと一緒。超音波熱を焦点的に肌の奥深くへと照射します。
「ソノクイーン」と「ウルトラセル」は、ハイフの機械の名前です。
では、ソノクイーンとウルトラセルについて大まかに紹介します。
ソノクイーンとは
韓国Newpong社で2014年に開発されたハイフ機械です。
顔専用のハイフで、別名「アイシャドウハイフ」と呼ばれています。目元などの細かい部分まで照射ができます。
日本では、ソノクイーンを導入しているクリニックは公式HPに掲載されます。また認定施設として紹介されるところもあります。
ウルトラセルとは
韓国Jeisys Medical社でソノクイーンと同年2014年に開発されたハイフ機械です。
このジェイシス社は世界的医療機器メーカーであり、40カ国以上で販売されています。
SMAS筋膜にアプローチするハイフではありますが、表皮、真皮をターゲットに高周波を当て美肌アプローチもできる機械です。
リフトアップと一緒に美肌も目指す方には、もってこいのハイフ機械ですね！
ウルトラセルの進化番としてウルトラセルQ +が開発されています。
ウルトラセルQ＋は顔に加え、身体にも照射できます。
※今回はウルトラセルQ＋の方の機械で比較しています。
では、ソノクイーンとウルトラセルの違いをみていきましょう。
ソノクイーンとウルトラセルの違い
ソノクイーンとウルトラセルは以下の点が異なります。
照射方法
ソノクイーンとウルトラセルは照射方法が異なります。
| 機械 | 照射方法 |
|---|---|
| ソノクイーン | 点状照射 |
| ウルトラセル | 格子状照射 |
ほとんどの機械で採用されているのは、点状照射です。
このように、一点一点照射するのが点状照射です。
こちらが格子状照射です。格子状に均等に照射されます。
（格子状照射は表皮への照射時のみです。真皮、筋膜へは点状照射。）
格子状照射の特徴
・表皮へのダメージは少ない。
・表皮から深くなるにつれて均一に熱が広がることができる
このため、照射ムラなく照射ができるのです。
照射スピード
顔全体を照射するにかかる時間としては
| 機械 | 照射時間 |
|---|---|
| ソノクイーン | 30~40分 |
| ウルトラセル | 8分 |
です。（フルフェイス300ショットとして計算）
圧倒的にウルトラセルの方が早い！
照射範囲
ソノクイーンとウルトラセルでは、照射範囲が異なります。
| 機械 | 照射部位 |
|---|---|
| ソノクイーン | 顔のみ |
| ウルトラセル | 顔＋身体 |
ウルトラセルは顔に加え、身体のリフトアップ、引き締めにも使用できます。
例）二の腕、お腹周り、太もも、お尻周りなど
照射深度
ソノクイーンとウルトラセルでは照射深度が異なります。
| 機械 | 場所 | 照射深度 |
|---|---|---|
| ソノクイーン | 顔 | 2.0mm,3.0mm,4.5mm |
| ウルトラセル | 顔 | 1.5mm,3.0mm,4.0mm,20mm |
| 身体 | 6.0mm,9.0mm,11.0mm,13.0mm |
顔用のカートリッジの最小はソノクイーンが2.0mmです。
ほとんどのハイフ機械の最小は1.5mmであるため、2.0mmは珍しいです。
「アイシャドウハイフ」と呼ばれるだけあってこれが目元に当てることができて最大効果を得られる深度だと考えられます。
美肌機能
ソノクイーンとウルトラセルは、ハイフの超音波熱を照射することでどちらも美肌効果を得ることができます。
ウルトラセルの方は、ハイフに加えそれぞれの皮膚組織をターゲットに高周波を照射する美肌効果を目的にした機能も搭載しています。
| 表皮 | 針のような細い電極で照射し、毛穴の開きや小じわを改善 |
| 真皮 | 熱を与えることでコラーゲンを収縮させ、肌を引き締めシワを改善 |
| 筋膜 | 熱損傷により筋膜が引き締まりハリ・リフトアップをもたらす |
１つの機械に３つの機能を搭載し、肌組織を細かくアプローチします。
では次にソノクイーンとウルトラセルそれぞれのメリット・デメリットをみていきましょう。
ソノクイーンの特徴
まずソノクイーンのメリット・デメリットをみていきます。
先ほど説明した違いを踏まえてみていきます。
ソノクイーンのメリット
・目元の引き締めに強い
・公式ソノクイーンから認定を受ける
ソノクイーンのデメリット
・照射時間がかかる
ウルトラセルの特徴
次にウルトラセルのメリット・デメリットをみていきましょう。
ウルトラセルのメリット
・世界的に信頼がある
・ボディにも使える
・美肌機能搭載
・照射時間が早い
ウルトラセルのデメリット
・施術料金が高い（全顔相場15〜20万円）
ソノクイーンの相場は幅ありますが5〜１５万円程度です。
このような感じです。
ソノクイーンとウルトラセルはどちらが優れている？
結果的にどちらがいいと思いますか？
私の主観的な意見ですが、機能的な面で言うとウルトラセルの方が優れているのではないかと思います。
私的には施術時間が短いのが嬉しい＾＾
ハイフは痛いから早く終わって欲しいからね〜
また、美肌機能もついているのは強いですね。
けど、その分施術費用がソノクイーンより高くなっているので、悩ましいところです。
一個人の意見なので参考までに・・・♪
他のハイフについて知りたいという方はこちらの記事も参照してください。
