ウルトラリフトダブルとウルセラのちがい　～ハイフ～

こんな疑問をもっているひとに読んでもらいたい記事です。

本記事では、湘南美容外科のハイフである「ウルトラリフトダブル」と、ハイフの王者である「ウルセラ」がどう違うのか比較していきます。

それぞれの特徴をふまえてメリット・デメリットも解説していきます。

※一概にこっちの方がいい！！というのはありません。みなさんが後悔しないように、知識を持って施術を受けてもらうということを一番に考えていますので、どちらがいいかは個人的見解でお願いします。

まず、ハイフとは？

高密度焦点照射式超音波治療法（High Intensity Foeused  Ultrasound）です。

HIFUとはこの頭文字をとった略語です。

元々はがんの治療などに用いられていたもので、それを美容へ発展させたものです。

これまでは肌の真皮層までしか照射できませんでしたが、ハイフは真皮層よりさらに深いSMAS筋膜層まで熱を与えることが可能になりました。

皮膚表面にダメージを与えずに肌の奥深くまで超音波熱を与えることで、シワを減らし、肌の引き締めが期待できます。

原理としては、虫眼鏡で太陽の熱を与えるのと一緒。超音波熱を焦点的に肌の奥深くへと照射します。

「ウルトラリフトダブル」と「ウルセラ」は、ハイフの機械の名前です。

では、「ウルトラリフトダブル」と「ウルセラ」について大まかに紹介します。

ウルトラリフトダブルの特徴

ウルトラリフトダブルは、湘南美容外科で使用されているハイフです。

美容大国である韓国のEVO社で開発されました。

元々は「ウルトラリフト」でしたが、改良しパワーアップしたことで現在「ウルトラリフトダブル」と名前が変わっています。

ウルセラの特徴

ウルセラはハイフの第一人者です。元々ガンの治療に使われていた機械を美容機械へと転身させたのが、このウルセラです。

効果や安全性を求めて様々な研究が行われており、その分施術料金は他と比べて高くなりますがその分効果と安全性は抜群です。

ハイフの中で唯一安全性と効果がFDAに認可されているという信頼の大きいウルセラです。

では、ウルトラリフトダブルとウルセラを比較していきましょう。

ウルトラリフトダブルとウルセラのちがい

ウルトラリフトダブルとウルセラは以下の点で異なります。

1. 製造国
2. 製造年
3. 照射範囲
4. 照射パターン
5. 出力パワー

では、順番にみていきましょう。

①製造国

ウルトラリフトダブルとウルセラは製造国が異なります。

ハイフ機械のほとんどは美容大国である韓国で製造されています。

②製造年

ウルトラリフトダブルの製造年はわかりませんでした。

しかし、ウルセラはハイフの第一人者であり他の機械はウルセラを模倣して作られたといわれているため、2010年以降だと思われます。

また、ウルトラリフトダブルは、ウルトラリフトが発売された後の改良品であるためさらに新しいと予測されます。

こんなふうに思っていませんか？安心してください。

ウルセラは発売して10年以上たった今でも毎年賞を取り続けています。

（英語表記を訳しているので違和感があると思いますがお許しください。）

実力者であるのは間違いないですね。

③照射範囲

ウルトラリフトダブルとウルセラは照射できる範囲が異なります。

ウルトラリフトダブルは体への照射も可能ですが、現在湘南美容外科では顔・首までの施術しか使用されていません。

④照射パターン

ウルトラリフトダブルとウルセラは超音波の照射方法が異なります。

照射の仕方は同じようにカートリッジを当てて照射するので同じなのですが、超音波の出方が違うのです。

ウルセラは顔に１点ずつ照射します。それに比べてウルトラリフトダブルは２点ずつ照射していきます。

ウルトラリフトダブルは改良前「ウルトラリフト」でした。この時はまだ一点照射だったようです。改良し、２点照射ができるようになったことから、名前に「ダブル」がついたのです。

２点照射になることで、通常の２倍照射できるため照射時間も短くなると考えられます。

⑤出力パワー

出力パワーというのは、照射する超音波のパワーレベルということです。

具体的な出力パワーレベルは不明でしたが、一般的にウルトラリフトダブルはエステ用ハイフ、ウルセラは医療用ハイフといわれています。

このことから、パワーはウルセラ＞＞ウルトラリフトダブルということがわかります。

ウルトラリフトダブルはウルセラの70％ほどのパワーといわれています。

めちゃくちゃ劣っているということはないようです。

ウルトラリフトダブルとウルセラの同一点

次に、ウルトラリフトダブルとウルセラの同じ点を探してみました。

1. 照射温度
2. 照射時間
3. 照射深度

この３つの点が同じです。

順番に説明していきます。

①照射温度

ウルトラリフトダブルとウルセラの照射温度はほとんど同じです。

コラーゲンが生成する温度が60～70℃といわれているので、どちらも最も適した温度だと考えられます。

②照射時間

ハイフの施術時間は以下のとおり。

どちらもだいたい同じくらいです。

しかし上記にも書いたように、ウルトラリフトダブルは照射方法によりウルセラより早く終わらすことができると考えられえます。そのため、ウルトラリフトダブルのほうが時間は維持会と考えられます。

③照射深度

照射の深さはこんな感じ。

ハイフ機械のほとんどがこの3パターンです。

深度別の効果は以下のとおり。

それぞれ照射する場所に応じて深さを変え、アプローチしていきます。

最後に、それぞれの機械のメリット・デメリットをみていきましょう。

まずは、ウルトラリフトダブルのメリット・デメリットをみていきましょう。

ウルトラリフトダブルのメリット

• 安い
• 副作用が少ない
• 時間が早い
• 痛みがすくない

ウルトラリフトダブルは、エステ用ハイフであることからか、料金は他のハイフと比べて安い傾向があります。

時間が早く、痛みも少ないので気軽に施術できるのがうれしいポイント！

ウルトラリフトダブルのデメリット

• パワーはウルセラに劣る

デメリットはパワーが劣るということです。エステ用ハイフであることもあり、医療用ハイフにはかないません・・・

しかし、その分副作用が出にくいというメリットもありますんどえご安心ください。

つぎにウルセラのメリット・デメリットをみていきましょう。

ウルセラのメリット

• 世界的に認められている
• 安全・効果が保障

ウルセラは、世界的にも使われているハイフです。FDA認可もあり、ハイフ界で唯一効果と安全両方で認められていますので信頼度が非常に高いです。

安心して受けられますね。

ウルセラのデメリット

• 高い
• 痛い
• 10年以上前の機械

デメリットとしては、少し多いですがこの３つ。

大規模な研究を行いながら開発したため、料金は少し高め・・・。しかも強いパワーで照射するので痛みを伴います。

また、ハイフの先駆者でもあるため10年以上前の機械と少し古いです。しかし、今でも信頼されている実力は機械であるのは間違いありません。

まとめ

ウルトラリフトダブルとウルセラの違いはわかりましたか？

どちらもメリット・デメリットありますので、どのポイントを優先して選ぶかによりますね。

湘南美容外科クリニックでは今安くハイフが受けられるので、この期間に一度試してみてはいかがですか？