サクセンダとビクトーザの違い【GLPダイエット】

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肥満治療薬の『サクセンダ』と『ビクトーザ』の違いは何?どっちがいいの?

結論から言います。肥満の方にはサクセンダの方がおすすめです。

本記事では、サクセンダとビクトーザの違いはなんなのか、それぞれのメリットデメリットを考えた上で、サクセンダの方が優れているという理由を説明します。

また、このサクセンダ、ビクトーザがおすすめな人についても説明します。

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サクセンダ、ビクトーザとは?

サクセンダ ビクトーザ

サクセンダ、ビクトーザとはどちらも「リラグルチド」という糖尿病治療薬です。

リラグルチドとは・・・「GLP-1」という満腹中枢や血糖値をコントロールするホルモンと類似した効果を持ちます。

もうお腹いっぱいだから食べなくていいよ!と脳に命令を出し、食欲を抑える働きをします。

リラグルチドとGLP-1はなんと97%同じ成分!

体内に足りてない成分を薬で補うということです♪

では、それぞれサクセンダとビクトーザの特徴を見ていきましょう。

サクセンダとビクトーザの特徴

サクセンダとビクトーザの特徴

サクセンダの特徴

サクセンダは、BMI30以上の方への肥満治療薬として欧米で使用されています。

糖尿病治療薬として開発されました。副作用には体重減少があります。

その副作用を利用し「肥満治療薬」として採用されるようになったのです。


しかし日本では、肥満治療薬としてはまだ承認されていません。

なぜ日本では未承認なの?

日本では、アメリカのようにBMI30以上の方は滅多にいません。 そのため、肥満対象者への治験ができていないのが現状。十分に効果や安全を調べることができていないため未承認と言われています。



サクセンダは、ペン型の注射器であり、総容量は18mgです。

0.6mgから投与でき、最大一回に3.0mg投与できます。


ビクトーザの特徴

ビクトーザにサクセンダ同様に、糖尿病治療薬として使用されています。

見た目もほとんど同じで、ペン型の注射器。総容量18mgです。

0.3mgから投与でき、1回投与量は0.6mg、0.9mgの3パターンです。


総容量 一回投与量
サクセンダ 18mg 0.6mg~3.0mg
ビクトーザ 18mg 0.3mg~0.9mg

違いは一回投与量くらいですね。他はほとんど同じです。

少量投与でいい方はビクトーザでOK。
高度肥満で大量に薬を投与する方にはサクセンダがおすすめ です。

では、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

サクセンダとビクトーザのメリット・デメリット

サクセンダのメリット

  • 一回の注射で大量投与ができる
  • 効果が持続しやすい
  • 効果が出ない人には量を調整しやすい

サクセンダは0.6mg~3.0mgまで投与でき、ビクトーザより一回投与量が多いのが特徴です。

例えば、1回に1.8mg投与する場合には、サクセンダの場合は1回の注射で済みますが、ビクトーザの場合は0.9mg+0.9mgの合計2回注射しなければなりません。

注射が苦手、何回も打ちたくない!という人はサクセンダの方がいいですね。

一回投与量が多いということは、血液内の薬の濃度が上がったままの状態が長く続きます。

食欲を抑制する効果が長く続くということです。

効果が短かった場合には、朝注射しても夜にはお腹が空いて食べてしまう・・・というデメリットが生じてしまいます。

ビクトーザは上限が0.9mgですが、サクセンダは最大3.0mgまで投与できるので、量を調整しやすいです。


サクセンダのデメリット

  • 海外で不正販売がされている

日本では厳しく取り締まりがされているため大丈夫だとは思いますが、巻き込まれないように注意が必要な点です。

サクセンダは、2018年に海外(特に韓国)で大流行しました。

韓国ではオンライン中古市場で使用ずみの注射剤が違法取引されていました。

また、医師の診察なしで知り合いから購入するなどの不正販売も多発。

サクセンダは、人間の皮膚組織に注射するものなので、他人が使用したものを使用するのは感染のリスクが高く危険です。

また、医療行為であるため医師の診察なしに行うのは危険です。

では次に、ビクトーザのメリット・デメリットも見てみましょう。

ビクトーザのメリット

  • 少量から開始できるため副作用を抑えられる

サクセンダが0.6mgから投与可能であるのに対して、ビクトーザは0.3mgから投与可能です。

初めての投与は、体が過剰反応して吐き気、下痢などの副作用が出現します。

量が少なければ、そのような過剰反応も少なくすみ、体も早くに適応できるでしょう。


ビクトーザのデメリット

  • 大量投与する場合は2回注射しなければならない

ビクトーザの1回投与量の最大は0.9mgです。

1.8mg投与する場合はサクセンダの場合は1回で済みますが、ビクトーザの場合は0.9mgを2回注射しなければならないのです。

2回注射するのは負担ですよね。

それぞれ、メリット。デメリットはこのような感じです。

総合的にみて、サクセンダの方がメリットが多いと思います。

では、サクセンダ・ビクトーザがおすすめな人を見てみましょう。

サクセンダ・ビクトーザを使用したGLPダイエットがオススメな方

ダイエット おすすめ

サクセンダ・ビクトーザを利用したGLPダイエットがおすすめな方はこちらです。

  • ここ数年で20kg以上増量した方
  • 夕食の時間が遅い方
  • 間食が好きな方
  • どか食いしてしまう方
  • BMI25以上の肥満の方

サクセンダ・ビクトーザは食欲を抑える役割があるため、我慢できずにご飯をたくさん食べてしまうという方におすすめです。

GLP-1ダイエット

逆にサクセンダ・ビクトーザの効果が得られにくい方はこんな特徴があります。

サクセンダ・ビクトーザを利用したGLPダイエットで効果が得られにくい方

  • 夜遅くにご飯を食べない
  • どか食いしない
  • 小食である
  • BMI18未満
  • 部分的に体を引き締めたい

このような方には効果が得られにくいです。

サクセンダ・ビクトーザは肥満の方への治療薬であるため、元々痩せていて、モデル体型を目指す!という方にはオススメしません。

また、BMI30以上のかたを対象に臨床試験されているため、肥満でない方への効果や影響は不明です。

サクセンダ・ビクトーザを使ってダイエットをしませんか?

ダイエット

サクセンダ・ビクトーザの違いは、主に1回投与量が異なるため効果や負担が違うということです。

サクセンダの方が一回投与量が多いため効果が持続しやすく、負担も少ないのでオススメです。

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