湘南美容クリニックのピコレーザーは、(エンライトンⅢ/エンライトンSR/PQXピコレーザー)と書いていますが、これは何が違うのでしょうか?
これは、ピコレーザーの機械の種類名です。機械によって得著も違いますので、悩みに応じて機械を選ぶことでより効果を実感することができます。
あなたの肌悩みに対する治療を手助けできるように、この記事ではピコレーザーのエンライトンⅢ・SR、PQXピコレーザーの違いを比較して、それぞれに合う人の特徴、効果を解説していきます。これを読むことで、より自分に適した機械を選び、最短距離で綺麗になることできるでしょう。
湘南美容クリニックのピコレーザーとは
湘南美容クリニックのピコレーザーは、エンライトンⅢ・エンライトンSR・PQXピコレーザーを取り扱っています。すべてアメリカFDAの認可を受けたピコ秒レーザーです。
従来のレーザーよりも、肌への負担やダウンタイムを最小限にしつつ、シミやくすみ、肌質改善など様々な悩みに対して高い効果を出してくれる革新的なレーザー治療です。
日本人の肌質のために改良されている機械なので、敏感で繊細な肌質の方にも安心です。
湘南美容クリニックでは、ピコレーザーの中でも2種類のモードを使用しています。シミやそばかす、くすみに効果的なピコトーニング、毛穴や小じわ、ハリに効果的なピコフラクショナルがあります。
1つの機械で様々な悩みに対してアプローチできる機械です。
この記事では、湘南美容クリニックで取り扱われているエンライトンⅢ・エンライトンSR・PQXピコレーザーの3種類の機械について比較していきます。
ピコレーザー(エンライトンⅢ/エンライトンSR/PQXピコレーザー)について
湘南美容クリニックで取り扱っている機械は、すべてアメリカのFDAで承認を受けている安全性と効果が保障されている機械です。
エンライトンⅢとはどんな機械?
エンライトンは、アメリカのキュテラ社が開発したピコレーザー医療機器です。日本では厚生労働省から認可を受け、シミや肝斑、タトゥー除去などの治療に使用されています。
遠来とは、ピコレーザーの中でも改良を重ねた機械であり、より肌治療に適した設定を行えます。
エンライトンⅢは最新の機械で、エンライトンの第三世代といわれています。
3種類の波長を搭載しており、様々な肌悩みやタトゥーの色にも対応できるようになりました。ピコフラクショナルが追加され、毛穴やニキビ跡の治療も可能となりました。
エンライトンSRとはどんな機械?
エンライトンSRは、前述したエンライトンⅢの前にキュテラ社が開発した機械です。第2世代といわれています。
エンライトンⅠ⇒エンライトンⅡ⇒エンライトンSR⇒エンライトンⅢの順番で発売されています。どんどん改良を重ねている治療器です。
こちらも厚生労働省から承認を受けている機械です。
PQXピコレーザーとはどんな機械?
PQXピコレーザーは、ヨーロッパ屈指の老舗レーザーメーカーFotona社が開発した機械です。
超短パルスと高出力で薄いシミや従来のレーザーでは治療が難しかったタトゥーの除去も可能となりました。
エンライトンより導入しているクリニックは少ないものの、実力派ピコレーザーです。
エンライトンⅢ/エンライトンSR/PQXピコレーザーの違い
3種類それぞれ、違いを詳しく見ていきましょう。
波長の違い
エンライトンⅢ | エンライトンSR | PQXピコレーザー | |
波長 | 532nm/670nm/1064nm | 532nm/1064nm | 532nm/1064nm |
波長とは、肌にどれだけ深くレーザーが届くか距離を表したものです。異本的に波長は、短いほど肌表面に当たります。
ただ深ければ深いほどいいというものではありません。波長によってメラニンへの吸収率も変わります。シミやそばかすのメラニンに効果を出しつつ、コラーゲンのある真皮層まで届くレーザーが理想とされるものです。
532nm…メラニンの吸収率が高く、浅いシミそばかすや薄いものにも効果が高い。炎症後色素沈着が起こりにくい。
670nm…真皮のコラーゲンや弾性線維の産生を促すことで皮膚のはり、毛穴の引き締め、小じわの改善、ニキビ跡、ケロイド瘢痕などのお肌の悩みの総合的な効果が期待できます。リジュビネーションにも効果的です。メラニンへの吸収率は低いです。
1064nm…肌深くまで入っていくので、アザやADM、毛穴やハリ、小じわなどの改善効果が期待できる。即効性はなく回数はかかるが全体的な肌質改善効果がある。メラニンへの吸収率は低いので、肝斑へ刺激を与えず治療ができます。アジア人の肌に合っています。
パルス幅の違い
エンライトンⅢ/SRとPQXピコレーザーでは、波長が異なります。
機械 | パルス幅 |
エンライトンⅢ | 750ps (2000ps) |
エンライトンSR | 750ps (2000ps) |
PQXピコレーザー | 350ps |
パルス幅とは、レーザーの照射時間です。数字が小さいほど照射時間が短いです。ピコレーザーのパルス幅は750psに設定されているものが多いです。
パルス幅が短いメリット
- 赤みや熱感などのダウンタイムが少ない
- 肌ダメージが少ない
- コラーゲン刺激が高く美肌再生効果が高い
パルス幅が長いメリット
- 熱作用でメラニンを破壊
- 強い出力で照射可能
それぞれメリット・デメリットがあります。
ただ、大差は他のシミ取りレーザーなどに比べるとかなり短い数値なので、大差はあまりないと思っておいてもいいでしょう。
発売時期
3種類の機械で異なるのは、発売時期です。
日々技術は進歩しているので、最新型ほどやはり高度な技術が搭載されているでしょう。
最新型に並べると順番はこんな感じです。
機械 | 発売時期 |
エンライトンⅢ | 2021年11月 |
PQXピコレーザー | 2021年2月 |
エンライトンSR | 2018年 |
新しい順に並べると
エンライトンⅢ⇒PQXピコレーザー⇒エンライトンSRの順になります。
エンライトンⅢ・エンライトンSR・PQXピコレーザーの期待できる効果の違いは?
エンライトンとPQXピコレーザーは、シミそばかすをはじめとする良性色素病変の他、モードによってはアザやタトゥー除去なども治療ができます。
どれもピコトーニング・ピコフラクショナル・ピコスポットの3種類のモードがありますが、湘南美容クリニックでは2種類のモードのみ使っています。
湘南美容クリニックで使うピコレーザーのメニュー
モード | 効果 |
ピコトーニング | シミ・そばかす・くすみ・肝斑・美白 |
ピコフラクショナル | 毛穴・ニキビ・ニキビ跡・ハリ・肌質 |
どれもシミやそばかす、くすみ、肝斑、美白から毛穴、ニキビあと、ハリなどの悩みに効果が得られます。
結局どれがいいの?
エンライトンとPQXピコレーザーを比べてみて、結局どちらがいいのでしょうか。正直どれが一番いいと決めることは難しいですが、機械別に向いている方を紹介します。
エンライトンⅢはこんな方にオススメ
エンライトンⅢが向いている方
- 最新の機械を使いたい
- 薄いシミが多い
- 肌にハリをもたせたい
- 毛穴やニキビ跡なども気になる
エンライトンSRはこんな方にオススメ
- 症例数の多い機械を使いたい
- シミそばかすが悩み
- 肝斑がある
- 毛穴やニキビ跡はあまり気にならない
- 多少の痛みも我慢できる
PQXピコレーザーはこんな方にオススメ
- ダウンタイムを少なくしたい
- 痛みに弱い
- シミそばかすを治療したい
ダンタイムや痛み重視ならPQX、効果重視ならエンライトンⅢがおすすめです。
ピコレーザー受けるには
湘南美容クリニックでは、この3種類のピコレーザーを取り扱っています。
24時間WEB予約可能ですので、まずカウンセリングを受けてみてはどうですか?
シミくすみにお悩みの方はピコトーニング、毛穴やハリがお悩みの方はピコフラクショナルがおすすめです。
顔1回あたりの料金は以下になります。
ピコトーニング | 11,000円 |
ピコフラクショナル | 28,310円 |
トーニングは顔以外の体にも照射できます。
痛みの伴う治療ですので、痛みが心配な方は麻酔クリーム3,300円でつけることができます。私はピコフラクショナルのときにはいつも麻酔をつけています。
ピコレーザー(エンライトン)を受けた経過もこちらの記事に記載しているのでご覧ください。
また湘南美容クリニック以外のクリニックで受けたいという方は、キレイパスでピコレーザーを取り扱うクリニックを予約することができます。
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